画伯
こんなに空はキレイだから。 ロマカゲ★
涙が零れたら、
少しだけ冷たいけど雨に濡れよう。
明日空が晴れたら、
きっと僕らは笑っているはずだよね。
もしも花が咲いたら、
少しだけ恥ずいけどサンキュッて言おう。
今日はなんか疲れたから、
一人分の夢を二人で見るの。
オーロラ、順列。
ちょうど反転したトコに、
不具合な、夢のパズル。
それはいつだって僕らの形。
もしも花が咲いたら、
少しだけ恥ずいけどサンキュッて言おう。
今日はなんか疲れたから、
一人分の夢を二人で見るの。
「ブランコ、揺れました。」
だからいろんな風を集めてみよう。
街全てを彩る、
愁いがちょっと優しく想えたの。
ピンクの虹架かり、
モノクロの風だ。
チーズでも頬張り、
壊れていく世界でも
二人きりで見てみないか。
光が射し込んだ。
「嘘」の窓辺でたそがれて。
前髪が少し伸びたよ。
二人の軌跡だね。
名前を書いた星屑が、
いつもより輝いて見えるの。
強がりな心模様。
隣りで、眠らせて。
割れた雲が見えたら、
両手を大きく拡げて青を仰ごう。
ここはロマンチストぶって、
ワインを傾けるのもいいかもね。
手に入れた景色で、
二人で音符に乗ろう。
わけわからん哲学に、
世界を間違って染められたまま
呼吸をしていたくない。
光が射し込んだ。
「嘘」の夜明けで抱きしめて。
硝子の海を渡りましょう。
眩しすぎるから。
心と、心を繋ぐ。
赤い糸はきっと、夕日のせい。
曇らないよ、その指の先は。
まだ、きっと笑える。
宇宙の果ての果てで、
君が笑うから僕はそこで、
めいっぱい歌を歌うの。
聞こえて、いますか。
涙が零れたら、
少しだけ眠いけど見つめ合おう。
もしも夢で逢えたら、
この空の下で手を繋いでいよう。
つまりは、つまりで、つまりのまま、
僕らはここにいる。
理由はいらないね、
だってこんなに空はキレイだから。
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